家その20:アメリカ国内の引越しは自前でする?業者に頼む?

この記事では、アメリカで住宅を購入した我が家が引越しをした際の判断基準と体験談を書いています。

2年ほど住んだアパートから1戸建てに引っ越すことになった我が家。新居の引渡し後、どのタイミングで入居するか、業者に頼むのか、それとも自分たちでなんとかするのか、予算はいったいどのくらいなのか、などいくつか決めることがありました。

スポンサーリンク

引越しは自前でやるのが一般的?

家を購入した際に発生するコストを洗い出し、概算コストを洗い出していた際に、「引っ越し:10万円程度」と想定していました。

しかし、周りを見ている限りだと、5万円もしなさそうです。そしてほとんどのアメリカ人は自分達でなんとかしてしまうようです。私たちが住んでいたアパートにも、レンタルトラックを使って友人たちと引っ越しをしていると思しき人たちをよく見かけました。

メジャーなレンタルトラック会社であるU-HAULの料金表を見ると、なんと6時間20ドルで借りられるようです。これに移動距離に応じて追加料金(1マイル1ドル程度)と、保険料がかかるのと、梱包材等で追加料金が発生するのだけど、トータルで100ドルもしない様子。

とはいっても、トラックを借りても我が家には搬出を手伝ってくれる友人もあまりいません。ベッドとソファーという二台家具は夫婦で搬出するのはかなり厳しそうです。

すると、オプションサービスで「トラックの運転&運搬を手伝う人」というサービスを発見しました。

U-HAULの引越し手伝いオプション

値段はピンキリで、2名手伝いが2時間で80ドル〜300ドルくらい(搬出・トラック運転・搬入)でやってくれる様子。おそらく値段と品質が比例するのでしょう。

ただ、正直アメリカの引越し業はには不安要素しかありません。ガサツな力持ちが力任せに運ぶから食器は割れるは家具に傷はつくわ、最悪の場合に家やアパートに傷がつきそうです。

そこで、赴任時にお世話になった日系大手引っ越し業社に問い合わせたところ、わずか200ドル程度で引き受けてくれるということが判明しました。

トラックを借りて事故ったり、怪しげなサービスの業者に頼んだり、友人に頼んで謝礼を渡したりすることをかんがると、200ドルは破格の安さに見えたので、日系業者に任せることを即決しました。

どこまで自分で運んで、どこから業者にまかせる?

大手日系引越し業者は、大物家具(机と椅子、ベッドやソファやテレビ)と、10-20個程度の段ボールを想定した見積もりでした。我が家は以外と物が多かったので、20個を超える段ボールは自分たちで別途運ぶことにしました。引越し2週間前から、使わない食器や食材などをコツコツ梱包していきました。誤算だったのは、最低限暮らせるものを残して梱包したらあっというまに20箱を超えてしまったことです。全部で30箱をかるく超えそうです。

我が家の車は2台とも中型セダンなので、新居の鍵をもらってから引越し業者が来るまでにコツコツ荷物を運ぶことになりそうです。。

古いアパートをいつ撤去するのが適切なのか?

引越し業者を決めると同時に退去日も決めました。新しい家の引き渡し後、新居を掃除して、一部荷物を自分たちで運んで、引っ越し業社に引っ越しをしてもらって、最後に旧居を掃除して、、、と考えると、新居を契約してから旧居を退出するまで、2-3日の重複期間が必要に思いました。

水曜が新居の引き渡し日で、引っ越し業社は平日しか営業していないとのことで、引越しは金曜と決めました。旧居を退去するのは引越しが完全に完了し、予備や掃除を考慮して土曜にしようと思っていたのだけど、「1日分の家賃払うのが勿体ない」という配偶者の一声で、引っ越し完了後即座に掃除をして引き渡しをすることにしました。

なお、引き渡しの手続きは水曜でしたが、ごくまれに引き渡し手続きが長引き、水曜に手続きできないということもあるそうです。水曜に契約だから水曜引越し、なんて計画を立てたら宿無しになるリスクがあるので、木曜を予備日にして、金曜に退去&引っ越すことにしました。