赤ちゃん連れにオススメ、ハワイでアパートタイプの宿に泊まる。Airbnb体験記

この記事では、2017年10月末に我が家がハワイ旅行をした際に利用した宿をご紹介します。民泊サイトAirbnbを活用した結果、好立地の素敵な物件をお手軽な価格で借りることができました。

2017年の10月末に、家族4人(夫婦、小学生と8ヶ月の子ども)で4泊5日のハワイ旅行に行きました。ワイキキビーチ近辺でのんびりする、という旅で、それなりに良い場所・設備のある宿にお得に泊まろう、と思ってAirbnb(エアービーアンドビー)という民泊サイトを活用したところ、これが思っていた以上にアタリで、赤ちゃんを連れて旅行する人にも、さらには普通の旅行の人にもかなりオススメだったので、かかった費用、利用の流れと宿の感想をご紹介します。

スポンサーリンク

Airbnbでハワイの宿を探す

Airbnbというのは世界的に展開する民泊あっせんサイトです。Airbnbというサイトが、世界各地で家を貸したい人(ホスト)を審査して、パスしたらサイトに掲載、泊まりたい人(ゲスト)が検索して予約をします。支払いはAirbnbに対して行うので、当人同士のトラブルは最小限です。

ホテルみたいに綺麗なサービスは期待できないものの、たくさんの人に泊まって欲しい宿主が詳細な物件写真を含んだ情報発信をこころがけているので、ホテル予約サイト以上にどんな部屋に泊まるのか、事前にチェックできます。また、「民泊」だけあって、調理器具などが充実していることが多く、長期滞在に向いていたりします。

今回、我が家は4泊旅行をするにあたって

  • 赤ちゃんがハイハイできる綺麗な床
  • 赤ちゃんが危なくない構造(赤ちゃんのベッドは持ち込み)
  • ベッドは最低2つ(妻1つ、夫と子どもで1つ)
  • できれば2部屋以上
  • オーシャンビューにはこだわらない
  • ビーチや繁華街に近い
  • 予算は16万以内(1泊4万円程度…税・サービス料込み)

…こんな条件で探しました。予定旅行日の2ヶ月くらい前に探したところ、「オーシャンビューノペントハウス、6人まで宿泊可、15万円」とか結構良い物件がありました。ただ、いろいろあって日程がギリギリまで決まらず、本格的に探し始めたのは1ヶ月前でした。その頃には最高の物件は減っていて、古くて安い宿か、予算オーバーの高級宿が多かったです。「これだ!」と思って打診をしたところ「少し前に別の方が予約しました」と言われたこともあります。

とはいえ、いくつか比較した結果、全部の条件を満たしていそうな物件が見つかりました。予約を打診したところ、快諾されたので、支払いを済ませ、宿が確定しました。

Airbnbで見つけた宿の場所と値段

我が家が見つけたのは、Waikiki Banyan (ワイキキ・バンヤン)というホテル・コンドミニアムです。ツインタワーになっていて、片方が普通のホテル、もう片方がコンドミニアム(高級アパート)になっています。私たちが予約した部屋はコンドミニアム側にありました。ハワイは、投資目的でアパートを買う人が多いようで、今回我々が予約した部屋は、そんな投資物件の1つだったようです。レビューを見る限り、それなりに古い宿のようで、そのために全体的に宿泊費が他の人気ホテルに比べて一回り安かったです。

場所は、ワイキキの繁華街のやや外れで、ホノルル動物園の近く、近くのビーチまでゆっくり歩いて5分のところでした。すごく好立地とはいえないけれど、そのぶん夜は静かでした。そもそもビーチまで徒歩1分と徒歩5分で値段が倍くらい違うこともあるけれど、結局ビーチにいくんだったらその4分に倍の値段を払う必要もないな、と感じました。

値段は4人で4泊して$945(税金など全部込み)でした。日本円だと約10万円、1泊あたり2.5万円なので、かなりお得です。

料金内訳は次の通りでした。

  • 宿泊料:690ドル (1泊$172.5 * 4泊)
  • 清掃料:150ドル
  • Airbnbサービス料:105ドル

私はアメリカのクレジットカードでドルで支払いましたが、日本のカードで日本円で支払うこともできます。(その場合の為替レートがどうなるのかは不明)

清掃料とサービス料というのはAirbnbの施設を使うと必ず発生します。もっとも、一般的なホテルに泊まるとこの内訳が宿泊料に紛れこむだけで、結局払っているはずです。サービス料はいわゆるAirbnbの仲介手数料でしょう。リゾートフィーはかかりません。

1年前に、2人でハワイ旅行をした際に格安ホテル検索サイトHotwire(ホットワイア)を使って安いホテルをとったときは、4泊450ドルでアラモアナ・センター近くの超狭いホテルに素泊まりだったことを考えると、250ドルアップで3倍以上の部屋をゲットできたのは大健闘でした。

Waikiki Banyanの部屋での過ごし方

部屋のレイアウトはこんなかんじでした。

  • ダイニングキッチン(ソファーとテレビあり)
  • 寝室(テレビあり)
  • 風呂・トイレ
  • ベランダ(ビルの合間に海が見える)

予約をすると送られてくるチェックイン方法の案内に従って、部屋に入ります。(鍵を受け取るのではなく、暗証番号を入力するとドアがあくようになってます)

クリーニングは強めの洗剤(漂白剤などで消毒?)を使っているのか、入った時に歯医者さんの匂いがしたものの、日本人オーナーの土足禁止ルールがあるからか、全体的にとても綺麗でした。

キッチンカウンター兼ダイニングテーブルが大きくて機能的でした。また、居間と寝室は引き戸で仕切ることができて、夜になって、子どもが寝た後でも明るいキッチンでくつろぐことができて、かなりポイントが高かったです。ワンルームのホテルだとこれができませんからね。

キッチン道具は大体揃っていて、ガスコンロ、電子レンジ、鍋、包丁、コーヒーメーカー、油、箸…さらには簡単な炊飯器すらありました。

赤ちゃんがいるので、外食もできれば少なめにしたかったので、近くのスーパーで簡単な食材を買って自炊したり、テイクアウトして部屋で食べることができました。スーパーは徒歩5分くらいのところにあるFood Pantryという普通のスーパーを使ったけれど、その向かいに日本食を売っているミツワスーパーがあることを最終日に知りました。

ハワイのコンビニABCマートも、スターバックスも、日本人に人気のハンバーガーショップ Teddy’sも、パンケーキの人気店Egg’n Thingも5分くらいの場所に、10分も歩けばスーパーや、インターナショナルモールもあります。だから滞在中、たいていのことは徒歩でなんとかなります。(そしてバスを使えばどこにでもいけます)

ホテルではないので、シーツ交換やら便利なサービスは一切ありません。洗濯機も共有スペースにあるコインランドリーです。でも、5階にはホテル棟と共用のプールがあるので、海で汚れるのは嫌だけど日光浴がしたい、という人はエレベーターだけで移動できます。

嬉しかったのは、浮き輪やビーチチェアなどが置いてあったことです。我が家の長男は海が嫌いだったのだけど、この宿にあった巨大な浮き輪でビーチに遊びに行ったらえらく喜んでいました。(あと、ボディボードもあったけれど、足ヒレを持っていなかったのでちゃんとは遊べなかった)

まとめ:ハワイ旅行にはAirbnbがオススメ!

私が初めてAirbnbを別の街で使った時は、あまりいい宿ではありませんでした。そのため、ハワイに来る時は正直緊張していました。でも、終わってみればめちゃくちゃ良い宿で、ハワイにまた来る機会があったらAirbnb以外は考えられない、というくらい気に入りました。

泊まる宿の情報を最大限知った上で予約したい方には、豊富な写真をチェックした上で決められます。(ホテルって以外と部屋の写真が少なかったりしますよね)

安く泊まりたい、という方にもオススメです。ホテルとAirbnbが同じ値段だったら、絶対Airbnbの方が良い物件に泊まれます。

ハワイのAirbnbの物件は無料駐車場付きのものもゴロゴロあるので、レンタカー使いたい方にもオススメです。(ハワイのホテルの駐車場はけっこう高いらしい)

また、我が家は折りたたみベッドを持ち込んだので不要だったけれど、Airbnbには「赤ちゃん用のベッドの有無」という項目すらあるので、必要な方はその項目をよくチェックして探してみてください。

「ハワイで宿泊」というと、不慣れな人はついついツアーパックを選んでしまうかもしれません。有名なホテルを選んでしまうかもしれません。でも、ハワイにはリゾートマンションがたくさんあって、そのオーナーさんたちがAirbnbをやっているので、ホテル並みの部屋がゴロゴロAirbnbに転がっています。日本語で予約もできるので、少しだけ冒険してみてはいかがでしょうか?