フロリダディズニー旅行・子連れ一家にお勧めのホテルをご紹介

この記事では、フロリダ州オーランドにあるディズニーワールドリゾートを楽しむために我が家が宿泊したおすすめホテルであるQuality Innというホテルについてご紹介します。

2016年の6月にフロリダにあるディズニーワールド(WDW)に旅行に行きました。我が家はアメリカ在住のため、車で10時間ドライブして、ホテルに5泊して、4日間異なるパークを訪問、という楽しみ方をしました。宿泊したホテルが色々とお勧めだったので、ご紹介します。

直営ホテルか、それ以外のホテルか？

ディズニー関連のガイドブックを見ると「ディズニーワールドにいく場合、折角なので直営ホテルに泊まるべき」という一文を見にします。ディズニー直営ホテルというは、ディズニーワールド(4つのパークを含む巨大な町…山手線くらいの大きさの場所)の中に位置するディズニーが経営するパークから近くてディズニーの世界観をもったホテルを指しています。

とはいえ、ディズニー大好きでグッズは全てミッキー柄が良い、なんていう大ファンでない限り「ディズニーのホテルに泊まるのはやりすぎ」だと思います。パークに近いとはいっても、10分から20分くらいの違いです。東京ディズニーランドに行くのに、舞浜駅前のミラコスタに宿泊せずとも、隣の葛西臨海公園駅のホテルに泊まっても近いし安いし、という感覚です。

ミッキーよりお得が一番、という考えの方は近くのホテルに泊まることを推奨いたします。

我が家が宿泊したホテルの紹介：Quality Suites

5歳の子ども連れの夫婦である我が家が宿泊したのは、オーランド市内のLake Buena Vistaという地域にあるQuality Suites Lake Buena Vista (クオリティスイーツ、レイクブエナビスタ)というホテルでした。

住所は：8200 Palm Pkwy, Orlando, FL 32836です。

Quality Suitesというのはアメリカどこでも良く見る中堅チェーンのホテルで、シェラトンやマリオット系列には劣り、Holiday Inn(小綺麗なチェーン)より少し下のランク、という位置付けだと思っています。とはいえ、この場所はとても綺麗でした。

部屋の質、交通の便のよさ、周辺施設の充実、そしてディズニーのパークへのアクセス、という面でものすごく満足しました。施設の概要をご紹介します。

• 3人が眠れるダブルベッドが2つ
• 寝室とリビングの2部屋
• キッチン付き(調理器具・食器完備)
• 電子レンジと冷蔵庫あり
• 無料インターネット完備
• テレビ2個
• 無料の朝食付き
• プールとフィットネスジム付き
• 駐車場無料
• ディズニーに詳しいコンシェルジェ常駐(9時-19時)
• 全部屋禁煙

これだけついて、1泊1部屋120ドル程度です。(アメリカなので、1人だろうが4人で泊まろうが料金は1部屋あたりなので、これが総額)

我が家はHotWireという運を天に任せる格安予約サイト(地域と設備概要だけでホテルを予約後、ホテル名が判明する)を利用したので、1泊税込80ドル程度でした。

ディズニー旅行にQuality Suiteをお勧めするポイント

我が家が泊まったBuena Vista LakeのQuality Suiteは人にもお勧めだし、次回旅行する機会があっても使いたいです。お勧めポイントを列挙していきます。

値段が安い

まずは値段です。ディズニー直営のホテルの半額程度の値段ですが、便利度は半分まで落ちません。浮いたお金(100ドルくらい)で良いご飯が食べられます。

場所が便利

ディズニーの各パークまでは車でだいたい15分程度です。渋滞するともっとかかります。決して近くはないけれど、車社会に慣れていれば特に苦になる距離ではありません。

そして、15分もドライブすれば、ほぼ全てのお店に行くことができます。地元スーパー、レストラン(チェーン店が多すぎるけれど…)、IKEA、アウトレットモール…などなど、車で来ていれば色々便利です。ついでにユニバーサルスタジオも15分程度で行かれます。長期滞在すればするほど、目的があればあるほど便利です。

また、ホテル近くの道路には歩道があるので、全員でお酒を飲みたいならばHootersなどのアメリカンなチェーンレストランに徒歩10分で行かれそうです。

ディズニー行きのバスが便利

ディズニーワールドは、駐車場が思いのほか高額です。2016年夏時点で、1日の駐車料金はなんと20ドルです。しかし、このQuality Suitesはディズニーの4大パークまで無料バスが運行されています。

若干残念なのは、このバス行きが1便のみ、帰りも自由度が低いタイミング(17時くらいか20時くらいか)になってしまうのだけど、「xxパレードが絶対見たい！」という強い思い入れのない「ディズニーをとりあえず満喫したい」というライトファンの我々には全く問題ありませんでした。

キッチンが付いている

一番のオススメポイントはこちらです。Kitchinettという小規模キッチンが付いています。とはいえ、住宅事情の厳しいアパートより豪華なレベルです。

• 電熱コンロ2個
• 4人分の食器(皿大、皿小、スープ皿、コップ、グラス)
• 鍋1個
• フライパン1個
• 調理器具(ナイフ、おたま、まないた)

このほか、食洗機(洗剤付き)とコーヒーメーカー(=お湯がわかせる)もついていました。節約家である我が家は、晩御飯はスーパーで買ってきた野菜を調理したり、冷凍食品をフライパンで解凍・調理したりして、夕飯をかなり安く済ませました。

朝ごはんは標準レベル

キッチンが付いているとはいえ、朝ごはんも無料です。こちらはアメリカのホテルの普通の朝ごはんといった印象です。

• フルーツ(バナナ、リンゴ、オレンジ)
• マフィン
• ベーグル・トースト
• ソーセージとフライドポテト
• スクランブルエッグ
• セルフサービスで焼くワッフル
• シリアル(スキムミルクとノンファットミルクあり)
• コーヒー、お茶、ジュース

シリアルになぜかスキムミルクかノンファットミルクしか選択肢がなくて悲しかったけれど、フライドポテトがとても美味しかったです。

ディズニー訪問客が多いためか、ワッフルはなんとミッキーの形をしていました。

味は市販のワッフルミックス(やっすいホットケーキミックスみたいな味)なので、あまり美味しくはありません

コンシェルジェが常駐している

フロリダ州オーランドはディズニーだけでなく観光地がたくさんあります。そのためか、このランクのホテルにしては珍しくサービスカウンターなるものがフロントとは別に設置してありました。いわゆるコンシェルジェ的な人がオススメ観光地などを教えてくれます。といっても、ほとんどの客はディズニー目当てということもあり、ディズニーに詳しかったです。

チケットが買えたり、パンフレットをくれたり、ファストパスの使い方を教えてくれたり、効果的な回り方(4日間をどう使うか、等)を親身になってアドバイスしてくれます。(なお、ご本人も年間パスを持つほどのディズニーファンらしい)

Quality Suitesのちょっと残念だったところ

全体的に大満足のホテルだったのだけど、チェックインした際にクレジットカードを提示させられました。本人確認のためと思いきや「1日10ドル払ってね」と言われました。全額前払いしているじゃないか、と抗議したのだけど、「サービス料だ」の一点張りで結局支払わされました。

皮肉交じりに「Hidden Fee(隠れコスト)か」といったところ「ウェブには書いてある」と答えられました。このサービスなら初めから10ドル高く設定してあっても満足していたのに、後から請求されるだけでこんなにモヤモヤした気持ちになるのはなぜなんでしょうね。

Holiday Suitesのまとめ

アメリカに詳しくない人が日本から来て使うには便利ではないけれど、アメリカ在住の方が車で来て使うにはとても便利です。

ガラの悪い宿泊客は少ないように思いました。小金持ちのメキシコ人観光客が多いようで、英語よりスペイン語で挨拶をしてきた人が多かったです。

ということでフロリダのディズニーワールドを訪問する際のオススメホテルとして、Quality Suites Lake Buena Vistaをご紹介しました。