フロリダWDW、5歳児とまわるハリウッドスタジオ訪問記(2016年6月)

2016年6月に、5歳児をつれて家族3人でフロリダのディズニーワールド(WDW)へ旅行しました。訪問最終日の4日目にハリウッドスタジオ(Hollywood Studios)を訪問したときのエピソードをご紹介します。

12時間車を運転してフロリダのディズニーワールド、通称WDWへ行きました。近隣に宿をとり、4日間かけて4大パークを回りました。

1日目のアニマルキングダム2日目のエプコット(Epcot)3日目のマジックキングダム、そして最終日はハリウッドスタジオ(Hollywood Studios)に行きました。やはり雨に降られず幸運でした。

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WDWで難易度が一番高いハリウッドスタジオ?

ディズニーワールドのなかでも、ハリウッドスタジオはコンセプトが明確で、「映画の世界」です。映画をモチーフにした絶叫マシン(2個だけ)と、映画をモチーフにしたショー(部隊)です。しかし、これが仇となって、まわるのが非常に難しくなっています。

ここが難関(1):客が一極集中

ハリウッドスタジオにある絶叫マシンは2つだけ、「エアロスミス・ロックンロールコースター」と「トワイライトゾーン・タワーオブテラー」だけです。こうなると、とにかく客が集中します。ファストパスは入手困難となり、朝から1時間以上待たされます。

ここが難関(2):時間表がシビア

ハリウッドスタジオには、10個近いショーがあります。ショーは15分〜30分ほどなので、客の入れ替え時間を考慮すると、1時間に1回、または2回しかできません。そうなると、6時間滞在で見られるショーは最大6個、と思いきや、開始時間がズレていたりするので、何も考えずに行動すると、6時間で3個しかショーが見られない(5時間待って1時間しか見られない)なんてことも出てきます。

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我が家がハリウッドスタジオでまわったアトラクションと待ち時間

我が家は送迎バスの関係で、朝10時頃に到着し、17時前に退却、合計7時間弱の滞在でした。

どんなアトラクションを回ったかの一覧と、参考までに待ち時間も書いておきましょう。

  1. タワーオブテラー(スリルライド)…90分待ち
  2. スターウォーズのショー (12時の部)…10分待ち
  3. パペットショー(12時30分の部…10分待ち)
  4. アナと雪の女王のショー (1時30分の部)
  5. トイストーリーマニア(ファストパス利用)
  6. トイストーリーマニア(2回目)…1時間待ち
  7. ディズニーの博物館

アトラクションが少なくて、大半がショーなので、入手可能なファストパスがものすごく限られていました。

  • 2大コースター(ロックンロールとトワイライトゾーン)は完売
  • 時間帯によってはショーも完売(ショーは並べば基本入れる)

そんなわけで、使う機会が少なすぎてファストパスは2個残ってしまいました

ハリウッドスタジオのアトラクション&ショーの感想

回った数が劇的に少ないので、1つずつ感想を書いていきます。

1.タワーオブテラー

東京ディズニーシーにあるのと同型でしょうか。結論だけいうとめっちゃ怖かったです。幽霊をモチーフにしているので、その点から息子が怖がって帰りたがるかな、と思いましたが、息子も成長したようで、終わるまでは怖がりませんでした。(二度と乗らないと言っていたけれど)

エレベーター型の絶叫マシンだ、とだけ聞いていて、あまり想像ができていなかったのだけど、本当にその通りで、そして怖かった。足元においたバッグが飛んで行ってしまうかと思いました。

2. スターウォーズのショー

公開終了したとはいえ、スターウォーズの新作「フォースの覚醒」にちなんで場内はスターウォーズ一色でした。ディズニーとスターウォーズの組み合わせに未だに慣れていません。前の方に陣取って待っていたけれど、ストームトルーパーが行進するだけでした。

3. パペットショー

3Dの飛び出す特性を生かしたショーでした。あんまり印象に残っていない。前日見たマジックキングダムのフィルハーマジックに比べると数ランクも落ちる印象でした。

4. アナと雪の女王のショー

今回大本命のイベントで、人気に違わぬ面白さでした。13時30分開始で、13時に並べば良いよ、という係の言葉に反して、12時30分頃から並び始める観客たち。13時に並んでいたらもしかすると手遅れだったくらいの列ができました。

「アナと雪の女王」のミュージカル、と思っていたのだけど、漫才コンビのような二人組(エルサの国の住人男女という設定)がボケツッコミを交えながらストーリーを紹介して、所々で映画の音楽が流れる(音源は映画のまま)。そして、最後にエルサ登場。みんなでLet It Goを合唱して終わる、というものでした。

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まずびっくりしたのが、英語圏のお笑いでもちゃんとボケ・ツッコミという概念があったこと。とはいえ役割は固定されていなくて、互いにボケてツッコミあってました。

そして、ディズニーらしからぬブラックジョークも結構多かった。芸能人をいじったり、姉妹の両親の死ぬシーンで大げさに泣いてる様子に観客が苦笑したら「あんた今、人が死んだのに笑ったでしょ!」と突っ込んだりしてました。

そして、すごかったのがエルサの登場シーン。ゲートからスモーク焚いて大歓声の中から登場しました。

昔の人気プロレスラー、ビル・ゴールドバーグの入場を連想して、思わず笑ってしまいました。とにかく客席のボルテージが半端なかった。

そして、見ていて思ったのが、「アメリカ人、そこまでこの映画知らないな」というものでした。もっとこう、劇場全体で歌う姿を想像していたのだけど、ノリがいいアメリカ人をもってしても歌っている人は少数でした。

とはいえ、妻曰く「隣に座っていた子連れの中年男性は終始熱唱していた」とのことなので、好きな人は歌っている様子。

5. トイストーリーマニア

5歳児の息子はこれが気に入りまくって、1時間待ちにもかかわらず2回乗りました。ディズニーランド(マジックキングダム)にあるバズライトイヤーのアトラクションをもう少しシンプルにしたものなんですが、これは楽しかった。

おもちゃの鉄砲を模した引き金で、輪投げやボール投げなどをやって点数を競う、というものです。操作性が簡単かつ比較的ゆっくりゲームが進むこともあって、5歳児でも簡単に遊べます。そして、地味に高得点を出すのが難しくて、大人でも熱中してしまいます。

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3Dなのと、乗っている間は熱中しすぎて写真は撮っていません。

6. ディズニーの博物館

少ししか回っていないけれど、もうくたびれました。最後は博物館をまったりと見て、帰りのバスを待つだけにしました。ウォルト・ディズニーに関する結構ガチの博物館。ディズニーさんが鉄道オタクだったことを初めて知りました。出口の前に劇場があって、最新ディズニー映画(鏡の国のアリス)の予告編を見ました。ここでも10分待たされた。。

反省…子どもに怒ってばかりだった1日

4日もディズニーを回っているとかなり疲れてきます。そして、計画通り遂行しないと、1時間ぼおっと待つはめになる…という焦りからか、一日中カリカリとしてしまいました。

アナと雪の女王のショーに並んで、席に座っていよいよ始まろうというそのときに、息子が「トイレに行きたい」と言ってきたときはかなりうろたえました。(列に並んでいたときに、母と一緒にトイレいったのに、自分は用を足さなかったらしい)

その回は満員で、列後方の人は入れなかったようだったのに、一度劇場の外のトイレに行った関係で、横入りするようなかたち再入場することになり、つい歩きながら子どもに怒りをぶつけてしまいました。

別のアトラクションに並んで、始まる直前にも再度同じことがあり、子どものトイレマネジメント管理が上手にできていなかったこともあるけれど、小さい子どもと回るのははっきりいって難しいな、と思いました。

前日のマジックキングダムで「ディズニーはショーを見るのが一番良い」と思っていたこともあって、ショーをいっぱい見たかったのだけど、結果的にほとんど見られず。個人的には徒労感が残る滞在でした。