家のガレージドアが故障。自力で直すまでの道のり

この記事では、アメリカの家に備え付けてあるガレージドアオープナー(車のガレージドアを自動であける機械)が故障したときに、自力で直した顛末を書いています。

我が家のガレージドア・オープナーが故障しました。リモコンを押してもちゃんとしまってくれません。家の保険(Home Owner’s Warranty)を使って修理業者を呼ぶか、何とか自力で直すか(DIY)、悩みました。

2週間ほど不自由して、いよいよ修理業者に連絡しよう、と思った直前に、自分で直すことができました。

ガレージドアが壊れた原因と解決までの道のりをご紹介します。

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自動で開く、アメリカのガレージのシャッター

アメリカのほとんどのガレージには、ガレージドア・オープナーというものがついています。リモコンでガレージのドアを開け閉めできます。

ボタンを押すと物々しい音とともに、シャッターが開くので、すごい機械に見えるのだけど、単にシャッターの真ん中をベルトコンベアで引っ張っているだけの仕組みです。

我が家のガレージオープナーはGENIEというよくあるブランドのもので、家が建てられた10年前から備えついているようです。歴代の住人が、ガレージにぶつかったようで、シャッターはあちこち歪んでいるけれど、動作には問題はありませんでした。…ある時までは。

故障:ガレージオープナーがちゃんと閉まらない

ある夏の暑い日のことです。車で帰宅して、シャッターを閉めようとすると、うまく閉まりません。1割ほど閉めようとシャッターが下がっていったところで、ガクン!と止まって、再びシャッターが開いてしまうのです。

これは、ついにシャッターに寿命がきてしまったのかもしれません。大量の修理費用が頭をよぎります。

ちなみにドアオープナーが故障した場合、手動でガレージのシャッターを閉める事が可能です。オープナーの近くに照明器具のヒモみたいなものがぶら下がっているので、それを引っ張ると、ドアオープナーのベルトがシャッターから外れます。(かなり簡単にくっついている事が判明してびっくりした)

そうしたら普通に手でシャッターを開閉できます。

そんなわけで、シャッターが壊れました。とはいえ、毎回不具合があるわけではなくて、3日に1回くらいはちゃんと動きます。なんとなくわかったパターンとしては、早朝や夜間は以外と動くけれど、日中の暑い時間帯はうまく動かない、ということです。とはいえ、傾向がつかめても対策が取れません。

不自由すること2週間、根本解決策が必要!

壊れたと言っても、回避策はあるし、たまに動くので、放っておいたのだけど、動かない場合は車からいちいち降りて開閉しないといけないので、地味に面倒です。

また、ドアオープナーが特定のリモコンでしか開閉できないのに対して、手動でシャッターを閉めると、誰でも開けられてしまうので、防犯上ちょっとだけ不安です。(一応カギもかけられるようだが、どこにあるのか不明)

そんなわけで、修理する事にしました。

ガレージオープナー修理プラン1:業者に頼む

我が家は年間500ドルほど払って、Home Warrantyという保険に入っています。家の大物家電(冷蔵庫、備え付けの電子レンジ、オーブン)や、ガレージオープナーなどの家電を100ドルの手間賃だけで修理してくれる、というものです。

しかし、ガレージオープナーってそこまで高価なものでもないので、100ドル払うよりは・・・と思って、いったん自力で直す方法を選びました。

ガレージオープナー修理プラン2:自力でなおす

アメリカはDIY大国です。普通の家にもでっかい工具箱と各種工具が揃えてあって、ちょっとした大工仕事なら自分たちでやる人が多いです。車の故障を直せる一般人もチラホラみかけます。

Youtubeで探してみると、案外修理の手順をビデオで公開している人がいました。

いくつかネットで調べた結果。ベルトコンベアなどの可動部が壊れているわけではなくて、ドアを閉めるセンサーがいかれていて、開閉がおかしくなっている可能性がでてきました。

センサーの設定を変える手順が紹介されていたのだけど、なんだかすごく面倒くさそうでした。

5分ほどビデオと現物を見比べて、すでに挫折しました。ガレージの配線なども、単純とはいえ、素人がやるには十分面倒くさいレベルでした。

ガレージオープナー修理プラン3:とりあえず掃除

こうなってくると、業者に任せるのが一番手っ取り早い、という結論になりました。それにしても、配線をたどっていくとずいぶんガレージが汚れている事がわかります。1年しか住んでいないのに、蜘蛛がアチコチに巣をはって、そこにゴミが溜まっています。

そこで、業者を呼ぶ前にクモの巣を取り除く事にしました。

ガレージを掃除した結果…

まず手がけたのは、入り口の床付近にあるセンサー。人が挟まれないように、ドアの両側から光を出して、その光が遮られた瞬間、下がっていたドアが停止する、というものです。

garage-door-sensor1

これは掃除後。この小さな黒い箱が感光部っぽい。

sensor-2

こちらも掃除後。こちらは光を出す部分かな。

掃除をすすめると、光が出るところが…蜘蛛の巣まみれでめちゃくちゃ汚いことが発覚。

ここで気づきました。「あれ、これって蜘蛛の巣がセンサー塞いでない??」

まさか蜘蛛の巣ごときでセンサーが反応しないなんて、信じたくなかったのだけど、ひとまず蜘蛛の巣をすべて取り除きます。そしてガレージドアのボタンをオン。

ガタガタガタ…と、力強い音をたててガレージが閉まりました。さっきまでうまく閉まらなかったのに。

ためしにもう一度開けて、閉めてみます。異常なし。

今度は、もう一度開けて、閉まりかけのところに体を挟んで、センサーを作動させてみます。ガタガタ・・・ガタッ!と突然シャッターが止まり、閉まりかけたシャッターが開き始めました。これ、今まで故障だと思っていた動きと同じです。

と、いうわけで、我が家を3週間近く悩ませてきたガレージドアの故障は、「蜘蛛の巣によるセンサーの誤作動」が原因でした。蜘蛛の巣を取り除いたことで、通常通り作動するようになったのです。

ガレージドア故障の考察

日中は動かないことが多い、というのは、日光によって蜘蛛の巣が光ってセンサーが誤作動しやすくなっていたのかもしれません。故障してから日数が経つほど動かなくなる頻度が増えていたのは、日に日に蜘蛛の巣が大きくなっていたからでしょう。

まさか小さなクモ1匹で、ガレージドアが止まるとは。修理にかかった時間、わずか10分。うち5分はYouTube視聴時間でした。本当に業者呼ばなくて良かった・・・。

ガレージドアオープナー自体は100ドルちょっとで買える。たぶん設置が結構大変。ちなみに、リモコンをなくしたり、複数欲しい場合は、市販の製品を買ってきて、ドアオープナーの近くで特定の操作(アメリカ人はこれをProgramingと呼ぶけど、単なる同期作業)をすれば、いくつでも増やせます。

また、車に特別なセンサーを設置して、家の前に車が着くと自動でドアが開くようにする、という装置もあります。リモコンが面倒なお金持ちは設置しているようです。


コメント

  1. DIYer より:

    初めまして、アメリカ在住のものです。
    最近ガレージのドアが知らない間に開いていることが頻繁にあり、困っていました。
    この状況を検索する適切な英語を知らず、日本語で探していたところ御ブログが見つかり、早速読ませていただき、大変参考になりました。
    自分の場合は他所の家のリモコンに誤反応しているのかと思いましたが(集合住宅なのでガレージが隣り合っているのです)、センサーの汚れが原因かもと思い始めました。
    早速明日にでも掃除してみます。