アメリカで格安にiPhoneが使えるGoPhoneで機種変をする注意点

iPhone6SをGoPhoneで利用

この記事では、アメリカの電話会社AT&Tが提供するプリペイド携帯プランGoPhoneの利用者が、SIMフリー版のiPhoneを使って機種変更した際のエピソードをご紹介しています。

以前の記事で、AT&Tが提供するプリペイド携帯プラン、GoPhoneが安くてサービス充実していてオススメであることをご紹介しました。

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この記事では、アメリカで安くスマートフォンを使う手段として、最大手の電話会社AT&Tが提供するGoPhoneというプリペイドプランを...

中古の携帯を持ち込んでGoPhoneに加入し、1年以上利用していたのだけど、だいぶ機種がボロボロになったので、機種変更をすることにしました。GoPhone利用者向けの機種変更の方法をご紹介します。

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GoPhoneの機種変更は、ものすごく簡単

私のアメリカ滞在は、残り2年もなかったので、新しい携帯は帰国後に日本でも使えるように、という考えで、SIMフリーの機種を選ぶことにしました。いろいろ悩んだ末、2016年6月時点で最高スペックであるiPhone 6Sを選びました。Appleストアで649ドルでした。

この機種をAT&Tのお店に持って行って、GoPhoneの機種変をしたい旨を店員につたえました。

すると店員は怪訝そうな顔で「あら、SIMカードを交換すればいいだけよ?」と返事をしてきました。なんと、SIMカードを差し替えれば、面倒なことは一切なく、機種変が完了するようです。

早速、iCloudのバックアップ機能を使って、古い機種の設定を新しい機種に引き継いだ後に、SIMカードを差し替えたら、あっという間に新しい携帯が使えるようになりました。

iPhoneのGoPhoneに関するお店の誤解

今回、iPhoneの機種変(iPhone5から6Sへ変更)するにあたって、お店などで情報収集をしました。すると、結構みんな言っていることが違います。

・iPhone5SしかGoPhoneにできないぞ (AT&Tストア店員)

・iPhone6、6Sは使えないけれどiPhone SEは使えるぞ (AT&Tオンラインチャット担当)

・SIMフリーモデルなら問題なくGoPhoneに使えるぞ (Appleストア店員)

結論は、Appleストアの人が言う、SIMフリーなら問題無い、が正解でした。でも他の人たちも厳密には間違っていなかったようです。

GoPhoneというのはAT&Tが提供するプリペイドプランです。携帯を持っている人が利用することもできるけれど、持っていない人がAT&T経由で機種を入手して、利用することもできます。

その際、店頭でGoPhone向けに購入できる機種はiPhone 5Sだけです。6や6S、SEは不可。→店員さんは正しい。

なお、iPhone SEもGoPhone向けに購入できるのだけど、これはオンライン限定です。6や6Sは不可です。→AT&Tのチャット担当は正しい。

ただし、GoPhoneはもう一つ「自分で機種を持ち込めばどんな機種でも使える」という側面があります。Appleストアなどで入手したSIMフリーの機種はどんな最新機種でも使えます→Appleの人は正しい。

なお、今回は解釈の違いで、全員正しいことをいっていましたが、AT&Tに限らず、アメリカの店員って知識がなくても平気で知ったかぶって発言する人が多いので、言われたことを鵜呑みにせずに、知識豊富な店員(都会にある店舗のマネージャークラス)など複数の人に同じ質問をして、本当に正しいことを言っているか、確認するのが良いです。

SIMフリー機種とSIMロック機種について

将来アメリカを離れて他の国に引っ越してからも、同じ携帯を使い続けたい場合は、AT&Tで機種を調達するよりも、はじめからSIMフリーの機種を入手して、AT&Tに持ち込みでGoPhoneを利用すると良いです。

なお、AT&T向けにSIMロックがかかっている機種でも、AT&Tのサイトでunlockという申請をすれば、SIMロックを解除してくれます。たぶん独立禁止法対策みたいなもので、無償でやってくれます。

なお、今回iPhone 6Sを購入したのですが、当初は399ドルで購入できるiPhone SEを買うつもりでした。しかし、iPhone SEのSIMフリー版は、日本の携帯電話会社(au、docomo、ソフトバンク)のLTEネットワークに対応していない(遅い3G回線しかつながらない)という不思議な制約があるらしく、日本に帰ったら使い物にならない、ということがわかったので、多少割高になったものの、iPhone 6SのSIMフリー版を購入しました。

日本でiPhone SEを使う場合に買うべき機種

同じiPhone SEでも、Sprint向けの機種(若干別のモデルになるらしい)ならば日本のLTE(docomo/au/SoftBank)に対応していると言われました。

まもなく日本に帰国する方は、AppleストアかSprintのお店でSprint向けのiPhone SEを購入しておけば、docomo/au/softbankに機種持ち込みで日本でもiPhone(しかもアメリカ仕様…シャッター音が鳴らない)を使い続けられます。(ただ、アメリカ国内ではSprint以外で使うと遅い。)

私は一瞬こちらのSprint版のiPhone SEを買いかけたのだけど、SIMロックを解除してもAT&TのLTEネットワークにはつながらないと言われました。アメリカにも数年滞在予定なので、アメリカで不便だったら意味が無いため、買うのを諦めました。

機種と対応電話会社によって使える電波が違うとは、Appleが何かしら設計を間違えたとしか思えませんね・・・


コメント

  1. りんご より:

    がーん、同じような状況でアメリカでse買ってしまいました、、、
    知らなかった日本帰ったら使えないのかぁ、、、

    • アメリカで生活する日本人 より:

      りんごさま
      LTEが使えないだけで、遅いけれど使えるようです。お試しあれ…。