家その22:住宅ローンの頭金が全部そろった!ドタバタとやったすべて

この記事では、アメリカでの住宅購入にむけた頭金をそろえるべく、夫婦でお金をかき集めた話をご紹介しています。

我が家は倹約家で現金持ちな家庭だと思っていたのだけど、あれこれあって手元に家を買うための頭金がドルで不足していました。(円は結構もっていた)

いろいろ計算すると、家を買う前日の給料日の給料振込みで、十分な頭金が用意できることがわかったのだけど、銀行はリスクをとりたくないので、「10日前までに必要な額が揃っていることを前提にローンを承認する」というスタンスでした。ちょっとタイミングが悪かった。

そうはいってもなんとかしないといけません。資金繰りのためにローン申請の終盤んあれこれ行ったことをご紹介しましょう。

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頭金をそろえるために行ったあれこれ

一番の自転車操業的な解決策は、「また別の金融機関から借金して頭金をそろえる」ことだけど、さすがにそれはしませんでした。(あと、そのやり方をすると、住宅ローンを組む銀行が許してくれない)

そのため、日本の銀行口座から幾らかをドル送金することにしました。

口座をもっている楽天銀行のドル送金というサービスに登録して、送金をしました。なかなかややこしい手順だったけれど、数日でアメリカの銀行口座に入金されました。

これにともない、日本の銀行口座にやましいお金が入っていないことを証明すべく、日本の銀行の過去2ヶ月分の取引明細(通帳。オンラインバンクの場合は明細のPDF)を英訳して提示させられました。過去2ヶ月間、給与振込みや大きな買い物や大きな入金が無いことを確かめるためのようです。

さらに、義理の父がたまたま手元にたくさんの100ドル札を持っていたので、これも新居祝いということでいただきました。現金を銀行に持って行き、口座に入金してもらいます。

(なお、これはNGであったことが後日判明。銀行としては現金の出処を文書で確認できないので、高額の現金入金はローンの頭金には使えないと言われました)

最後に、ローンは妻が中心となって組むことになっていたので、私の銀行口座にあるお金を、小切手を使って妻の口座にうつしました。

こうして、給料日を前にして、妻の銀行口座に必要な頭金相当額が全て用意できました。10数日後の給料日には十分なお金が手に入るとはいえ、ローン申請最終ステップの時点で、アメリカドルで保有している全財産がローンに消える、というのはなかなかの自転車操業っぷりだな、と自分たちで苦笑してしまいました。

銀行の担当者から、「この小切手の入金は何ですか?(夫の口座から妻の口座への資金移動)」など、お金の出処に関する質問をいくつかされたものの、「これで必要な情報がすべてそろったので、あとはローン審査担当者の回答待ちです」といわれました。

そんなわけでローンの手続きはほぼ完了。あとは契約締結日を待つまでとなりました。