MUSEのアメリカツアーのチケット確保に悪戦苦闘した(2017年)

2017年6月3日にテネシー州ナッシュビルで開催されたMuse(ミューズ)のツアーを見に行ってきました。この記事では、さかのぼること4ヶ月前に、Ticketmasterでチケットを購入した時の経緯を書いています。

アメリカにきてPandraというアプリ(好みに合わせた音楽を流してくれる無料/有料インターネットラジオサービス)で、MUSEというイギリスのバンドにどハマりしました。壮大なメロディーとかグリグリと低音でメロディアスなベースラインなどが、とにかく好みでした。

そんなMuseが私の住む近く、ナッシュビルにくることになったので、チケットをとってコンサートに行ってきました。コンサートのレポートは別の記事でご紹介しますが、この記事ではチケットをとるまでの顛末をご紹介します。

イギリスのバンドとはいえ、アメリカでも大人気で、チケット入手は結構大変でした。

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MUSEのコンサートチケットは激戦だった

コンサートの日程は、2017年6月3日の土曜日でした。4ヶ月遡る2017年の2月にツアーが告知され、2月10日金曜の朝10時にチケットが一般発売されました。

会場はナッシュビルダウンタウンにある”Ascend Amphitheater”で、夜7時スタートとのことでした。

Ascend Amphitheater (アセンド・アンフィシアター)というのは、Ascendというクレジット会社がスポンサーとなるAmphitheater(野外劇場)で、2015年にできたばかりの新しいライブ会場です。ステージ前の立ち見席、椅子席、そして後方に芝生席があって、だいたい7000人を収容できるようです。

チケット販売の日は、しっかり目覚ましをセットして、時間ぴったりにパソコンに向かって、正規のチケット販売サイト(Ticketmaster)からチケット入手を試みました。しかし、思いの外サイトがつながりません。何度かブラウザを更新したところ、一番後ろの芝生席がゲットできました。しかし、会場は結構広いので、せめて椅子席に…と思い、そのチケットを購入せずに再度ブラウザを読み込みました。これが失敗でした。その後、まったくつながらなくなりました。そしてブラウザを何度か更新したところ「購入可能なチケットはありません」という表示が出てきました。発売開始15分くらいで売り切れてしまったのです。

血の気が引きました。さっきの芝生席をおとなしく買っておけば、と後悔しました。

仕方がないので、再販サイト(Stub Hub)を見に行ったところ、椅子席が200ドル以上で販売されています。芝生席もさっそく転売されているのか、定価(54ドル)の2-3割増しで売られています。

無駄なお金を払っているような気がしたものの、背に腹は替えられないと思い、購入を試みました。

でも、ふと思い立って、もういちど正規サイトにもどってみました。すると、何回か試したところ、芝生席がゲットできたのです!今度は迷わず購入手続きを行い、定価45ドルに税金と手数料の16ドル(多すぎ!)として合計61ドルで芝生席を購入しました。

4ヶ月先になるけれど、めちゃくちゃ楽しみになりました。

個性的なラインナップのMuseのアルバムたち。(リンク先は日本のAmazonです)

一度売り切れたはずのチケットが買えた理由の考察

私は一度チケットを買いそびれて、いちどは「売り切れ」の文字を見たのに、最終的に売り切れたはずのチケットを買うことができました。

Museって開始30分でチケットが完売するほどアメリカでも人気なのだ、という話かな離れて、ここからは、一般論としてTicketmasterなどのチケット販売サイトで、激戦のチケットを購入する際のコツみたいなものを考察してみます。

Ticketmasterなどのチケット販売サイトは、まず席を「確保」します。そして、確保した人が支払い手続きを行った時点で、その席のチケットを「発券」します。いつまでも確保していると、買わないで確保だけする人とかでてきかねないので、5分だか10分だかの制限時間内に購入手続きを行わないと自動的に購入がキャンセルして、確保していた席が手ばなされるようです。

私の場合は、一度席を「確保」したのに、贅沢にも発券しなかったので、その席を買えませんでした。もう一度購入しようとしたら、その間に席が全部「発券」または「確保」されてしまったので、「売り切れ(席はもうありません)」の表示を見てしまったのです。

しかし、まだこの時点では正確には全席完売はしていなくて、時間がたつにつれて徐々に「確保」はしたけど支払えなかった人が増えてきて、粘り強くブラウザを更新していたら再びリリースした席を運良くつかめたようです。

どんな理由でリリースした人が出てくるのかは、想像になるけれど、友達に頼まれてとりあえず確保したけど、友達が買えたからリリースしたとか、手続きに時間がかかりすぎて時間切れでリリースされたとかでしょうか。

なので、激戦のチケットを買うときは、しっかりと支払いのためのクレジットカードを手元において、売り切れが出てもあせらず、キャンセル待ちの心意気で引き続き購入をトライするのが良いでしょう。前日までにTicketmasterなどチケット購入サイトのユーザアカウントを作成して、当日はログインした状態で挑むのもよいでしょう。