「 アメリカで生活する日本人 」一覧

家その9:ついに最高の物件に出会う!でも妻が海外出張?オファーを出すべきなのか?

オファーを出すべきか

この記事では、アメリカで中古物件探しを始めた我が家が、ついに理想の物件を見つけたけれど、オファーを出すべきか悩んだことについて書いています。

 

家探しから1ヶ月もせずに出会った物件にオファーを出して、競合多数で買えなかった失敗からおよそ1週間。そこからはあまり動きがありませんでした。毎日1軒ほど出ていた売り出し情報(New on market)が減ったのと、妻が海外出張に出かけてしまったので、妻の帰国までは内覧すらしなくて良いかな、ぐらいにトーンダウンしていました。
しかし、出張中の妻から「二人で何軒か見て回って、夫婦の価値観が同じことを再認識できたので、出張中の家探しの全権を委任する」という趣旨の連絡を受けました。そのため、妻不在でも一人で家を探すことになりました。折しも1週間ぶりに2軒の新着情報がありました。さっそくエージェントに「2軒とも見たい」と問い合わせました。
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家その8:こんなアメリカの中古物件は嫌だ…我々が買いたくなかった家たち

こんな家はいやだ

この記事では、8件ほどアメリカでの中古一戸建て購入に向けて我が家が見学した8軒のうち、ここは絶対に住みたくないな、と感じた物件と、それをもとにたどり着いた「これは嫌だ」というポイントをご紹介します。

私たちが購入した家は、次の条件を重視して決めました。
・良い立地(良い学区)
・良い立地(スーパーや高速道路が近い)
・良い立地(騒音が少なく、治安が良さそう)

結局は立地です。でもその他にもいくつか条件はありました。
・あんまり古くない、少なくとも古く見えない
・キッチンが広くて使いやすい
・メンテナンスがしやすい
・間取りが我々の生活スタイルに合っている…などなど。

これらの条件から遠ざかるにつれて、「買いたくない物件」となるわけです。具体例とともにご紹介します。

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家その7:良い物件を見つけたらオファーを出すけれど、大量の書類が必要だった。

オファーを出すときの書類作業

この記事では、我が家がアメリカで中古物件を購入するにあたり、ここぞと決めた物件に購入申し込み(Offer)をした際のエピソードをご紹介します。

7月にはじめた家探し、数週間で7軒回ったところで早くも立地・間取り・価格ともに理想的な家を1軒見つけたので、そこを買う決意を固めました。その家を見たのは土曜の夕方で、次の日の夕方にはさっそく購入手続きをはじめることにしました。

「購入手続き」とはいっても、何しろ市場が過熱気味なので、購入を希望しても、希望者多数の場合は買えないこともあるようです。手続きの流れと、結果が出るまでの流れをご紹介します。

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家その6:アメリカで住宅を購入するのにいったい何件の家を回れば良いの?

何軒の家を見学するか

この記事では、我が家がアメリカで中古の一戸建て住宅を購入する際に、いったいどのくらいの家を内覧したかを、我が家の家探しのこだわりポイントとあわせてご紹介します。

2015年の夏に始まった私たちの家探しは、不動産エージェントに1軒目を見せてもらった後、約3週間で合計8軒の家を内覧して、最後に見た1軒に決めました。実際は7軒見た段階で、1軒に決めたのだけど、そこは希望者多数で購入できず、次に見た1軒を気に入って購入しました。

我が家の家探し(House Tour)は、次のような制約で行っていました。
・夫婦共に平日フルタイム勤務なので、平日の夕方(6時以降)か土日しか見られない
・予算の範囲内で、いろいろ見ていく中で譲れない点・妥協点を決めていく
・子どもの公立校の学区の関係で、住みたい都市(County)を限定する

詳しくご紹介します。
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家その5:70歳でも対応は年中無休?優秀な不動産エージェントの働きぶりを紹介

不動産エージェントのお話

我が家がアメリカで住宅を購入する際に、家探しと契約締結でお世話になった不動産エージェントはとにかく優秀でした。その働きぶりをご紹介します。

前回の記事では、不動産エージェント(Buyer’s Agent)を見つけたことを書きました。70歳にはとても見えないバイタリティ溢れる女性で、とにかく彼女に出会えてよかったです。

素晴らしかったのは
・物件を片っ端から見つけてくれる
・レスポンスがすごく早い
・とにかく働き者
・紹介してくれる業者の質が高い
…などなど、細かいところも含めると数え切れません。

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家その4:アメリカでの家探しは良い不動産エージェントとの出会いが肝心?

アメリカでの家探しのエージェント

この記事では、 我が家がアメリカで住宅を購入する際に、我が家が家探しで大変お世話になった「不動産エージェント」についてご紹介します。家探しの成功は、良い不動産エージェントと出会えるかどうかにかかっているようです。

我が家はどうやらローンは借りられるようだと判明したので、家探しのメインディッシュ、「物件探し」のステップに入りました。チラシとかネットでひたすら物件を見て、いいと思ったところを決める…というほど簡単ではありませんでした。

通常の手続きの場合、家を探すために不動産エージェント(Buyer’s Agent)を雇います。このエージェントは家探しだけでなく、家の購入手続と引き渡しまでの面倒を見てもらうことになるので、ものすごく重要です。つけなくても購入できるはずだけど、書類とか全部自分で作らないといけなくなるし、買い手もエージェントがついていない素人に売るのを嫌がるようです。

アメリカ人の友人が良いエージェントを知っているということだったので、連絡を取り、まずは一回会って話しをすべく、土曜の夕方に彼女のオフィスに向かいました。

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家その3:そもそも日本人がアメリカで住宅ローン借りられるの?銀行へ行ってみた

アメリカで日本人が住宅ローンを組む

この記事では、我が家がアメリカで住宅を購入する際に、そもそも日本人がアメリカで住宅ローンが借りられるのかわからなかったので、銀行に行ってローン担当者と話を聞いたことについてご紹介します。

我が家がアメリカで家を買うための、最初にして最大の課題は「そもそもローン借りられるのか?」という点でした。給与と貯金もあるし、買いたい地域の物件は手が届く値段だし、、と計画したものの、そもそも住宅ローン(Mortgage)が借りられるのか、気になりました。

それなりにアメリカに住んで、アメリカでも大きな会社に勤めて信用(Background and Credit History)もあると思うのだけど、そもそも私たちはガイコクジンです。アメリカの銀行が簡単に貸してくれるのでしょうか?

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家その2:我が家がアメリカで家を買えた背景、クレジットスコアと納税記録

アメリカで家を買う

この記事では、れっきとした日本人である私たち夫婦がアメリカでローンを組んで住宅を購入できた背景を簡単にご紹介します。

お金があればアメリカで家を買うのは比較的簡単です。ただ、住宅ローンを使うとなると、ちょっとだけ面倒です。長年日本に暮らしていた人が渡米してすぐにローンを借りるのは少々大変です。アメリカでローンを組んで住宅を買えた、我が家の条件をご紹介します。

我が家は夫婦ともに日本国籍(グリーンカードなどは無し)で、それ以外の条件は基本的に夫婦ともに次の通りです。

1) 勤労ビザを持って、アメリカで働いている
2) SSN(ソーシャルセキュリティナンバー)保有
3) 銀行には家の頭金(買い値の20%相当)のドル貯金
4) 700点超えの高いクレジットスコア(クレジットヒストリー)
5) 2年間の納税記録 (W-2)

この全てが揃っていたので、外国人とはいえ、苦労せずにローンがおりました。
もうすこし詳しく説明していきます。

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家その1:賃貸?購入?アメリカで住宅を購入した3つの判断基準

この記事では、我が家がアメリカで住宅を購入する前に行った判断基準についてご紹介します。賃貸を続けるか、住宅を購入するのか、双方のメリットデメリット、金銭面の違いなどをシミュレートしました。

我が家は2年間ほどアメリカのアパートに住んでいました。アメリカのアパートは日本のアパートよりも安くて広いので、何一つ不満なく暮らしていました。それでも家を購入したのは次の3つの理由です。

1)今の学区は評判が悪い?
2)投資、売ったら儲かる?
3)賃貸vs購入で計算、購入が得?

順番にご紹介しましょう。

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家その0:はじめに〜我が家がアメリカで家を買うまでの流れ

アメリカでの家探し

サブプライム問題の記憶が薄れた2015年の秋に、アメリカで一戸建て住宅を購入しました。アメリカに引っ越して、住宅購入を考えている日本人の方のために、体験談を順に公開します。

海外転勤によりアメリカのテネシー州引っ越して数年。アパート暮らしを続ける中で、マイホームを購入しようかな、と悩んだ末、7月に「ローンが借りれるならば買おう!」と決めました。

アメリカの住宅はほとんど中古なのと、新築のメリットを感じなかったので、中古物件をターゲットに家を探しました。まずZillowなどで、希望エリアの金額を調べ、ざっと予算を立て、資金が大丈夫かを確認しました。おおまかなスケジュールは次の通りでした。

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